ベテラン写真家のニック・レインズ氏、NASのアップグレードについて語る

ニック・レインズ(Nick Rains)氏は、プロの写真家であり、ライカアカデミーの主任講師、AIPP(Australian Institute of Professional Photography)のマスター・フォトグラファーでもあります。

旅行写真やスポーツ、ニュース、有名人、産業、旅行、ファッション、肖像などのドキュメンタリー写真の分野で活躍しています。『Australian Geographic』、『Australian Photography Magazine』、『Sports Illustrated』、『Reader’s Digest』などの出版物でも取り上げられています。Shell、BBC、Orion、Ponantなどの企業やオーストラリア政府の仕事にも携わったことがあります。

写真作品に加え、彼のウェブサイトやワークショップでは、機材を構成する技術やテクニックを紹介し、他の写真家の貴重な情報源となっています。

容量の限界に到達

近年、彼はワークフローの転機を迎えました。30万枚以上の画像を含む膨大なカタログで、ストレージの空きがなくなってしまったのです。それまでは複数の4TBのドライブで構成される4ベイのNASシステムを使用していましたが、容量はほぼ限界に達していました。もうアップグレードしかありません。

彼は、ドライブをSeagateのIronWolf Pro 14TBモデルに交換することにしました。信頼性と機能に加え、5年保証、2年間のSeagate Rescueデータ・リカバリも魅力だったからです。このサービスがあれば、どんな機械的トラブル、事故、自然災害でドライブが故障しても安心です。そのような事態が生じたときは、ドライブをSeagateに送るだけで、Seagateの技術者が分解して新しいディスクに復元を試みてくれます。データ・ストレージに40年の実績を持つSeagateは、90%の社内復元成功率を誇ります。

Seagate IronWolf Proドライブは、常時稼働を想定した設計で、平均故障間隔(MTBF)は120万時間です。これは酷使されるシステムにおいて、ドライブの信頼性が非常に優れていることを意味します。Seagateの一連のAgileArray技術、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアによりさらに性能が向上し、ドライブのAdvanced AcuTrac技術ではデュアル・プレーン・バランスによって静かな動作と耐振動性が実現しています。

4TBのドライブから14TBのドライブへのアップグレード

下の動画では、レインズ氏が、ドライブのアップグレードに関する彼の考えと手順を語ります。

当初、4TBから一気に14TBへのドライブのアップグレードは大変だろうと心配していましたが、実際には簡単でした。彼は、NASからすべてのデータを取り出し、ドライブを交換してから再び入れ直す必要があると考えていましたが、実際はそうではありません。QNAPのNASシステムでは、日常の作業を続けながら、ドライブのホットスワップが可能です。

彼はまず、古い4TBのドライブを1個外し、14TBのSeagate IronWolf Proドライブと交換しました。するとNASは、12時間近くかけて内部データベースを再構築します。この作業を繰り返し、4つすべてのドライブを交換します。ここで必要なのは、NAS Dashboardソフトウェアで容量を拡張することだけ。時間のかかるデータベースの再構築が終われば、ドライブの全容量にアクセスできます。再構築に時間がかかるのはデータの損傷を防ぐためであり、彼の作業には影響を与えないため、ほとんど邪魔に感じることはありませんでした。

レインズ氏にとって、SeagateのIronWolf Proドライブは、ストレージ容量の限界という問題に対する完璧なソリューションでした。14TBのドライブへのアップグレードがスムーズに行われただけでなく、将来的にドライブに何か問題が発生してもデータが保護されているという安心感が持つことができます。

2020-04-28T06:07:09+00:00

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