大容量ビデオ分析でディープ・ラーニングとAI対応データ・ストレージを活用する方法

ネットワーク・ビデオ・レコーダーの新しい分析機能がビジネス・インテリジェンスを提供

ネットワーク・ビデオ・レコーダーやCCTVシステムはこれまで、社内のセキュリティ確保と犯罪対策のためにビジネスに必要なコストとみなされていました。しかし現在、これらのシステムにはビジネス・インテリジェンスに新たなメリットを提供し、かけがえのない管理ツールとしても活躍するようになりました。ビデオ監視技術は、ブロックノイズが目立ち、低解像度で画質の粗いビデオを後から他の機器で確認する以前のシステムから、超高解像度の映像をリアルタイムでインテリジェントに分析できる最新システムに移行しつつあります。

これまで以上に大量のデータを取得して管理し、そのデータをより短い時間でより深く分析するという需要が高まるなか、どのようにすればデータの完全性を最善の状態に維持できるのでしょうか?そのためには、お客様が自らの用途のニーズに合ったハードディスク・ドライブの選び方を知ることが今まで以上に重要になります。ハードディスク・ドライブの信頼性と、ドライブが管理するデータは、作業負荷やお客様の用途に対するドライブの適合性に直結します。あらゆる用途には「適したドライブ」があります。最適なドライブを選ぶことが長期的な信頼性を実現するカギとなります。

「2025年までには、1年間で私たちが収集するデータ量は163ゼタバイトにもなります」と話すのは、Seagateのエンタープライズ・監視製品担当マネージャーのAndrew Palmerです。「それによってスマート・シティなどが実現します。世界中でインターネットに接続している人々は、たった40億人にはとどまらなくなります。いずれは260億個のセンサーが設置され、日常生活を管理し、監視する手助けをしてくれるはずです」

お客様のニーズの変化とともに、高度なビデオ分析はどのように変わるか?

以下のビデオでは、Hikvisionの英国およびアイルランド担当セールス・ディレクターのGary Harmer氏が、顧客ニーズの変化とビデオ録画システムの高度な機能について説明しています。Hikvisionは、画期的なビデオ監視映像記録および分析ソリューションを銀行、ホテル、小売から工業、交通、輸送までさまざまな用途に提供する世界的な大手企業です。特に研究開発に力を入れているHikvisionは、オーディオとビデオのエンコーディング、ビデオ画像処理および関連データ・ストレージなどのコア技術や、クラウド・コンピューティング、ビッグ・データおよびディープ・ラーニング、スマート・ホーム技術、産業オートメーション、カー・エレクトロニクスなどの未来を見据えた技術を進化させています。

Harmer氏は、書込みを主とする用途から、顧客のためのリアルタイムのデータ監視、ディープ・ラーニングおよび分析へと業界がシフトしていることを強調します。彼はSeagateのSkyHawk AIと併用した場合、Hikvisionのシステムのデータ読取り/書込み速度がどれほど高速化され、ディープ・ラーニングに対応できるようになるかを指摘しています。

これらのAIの用途は、顧客の出足を追跡して購買体験を改善したり、彼らが探している商品や希望する購入方法を把握したり、医療で命を救ったりすることまで、多岐にわたります。

SkyHawk AIがディープ・ラーニング用途に適したツールである5つの理由

現在では当社のお客様の多くが、データそのものがビジネスの生命線であると述べています。そしてSeagateのPalmerは、そのデータを管理するためには作業に合ったドライブを展開することが極めて重要であると強調します。例えば、標準的なデスクトップ・ドライブと、目的に合わせて設計され、複数台のカメラを使用してインテリジェント分析を提供する最新ビデオ監視システムの厳しい負荷に耐えられるようにテストされたドライブはまったく違います。

Hikvision uses Seagate SkyHawk AI hard drives for surveillance analytics applications「Seagateはお客様のあらゆる用途に応えるドライブをご用意しています。根本的に異なるさまざまな作業に適した幅広い専用ハードディスク・ドライブが揃っています」と彼は説明します。「1日8時間、週に5日の稼働-1年間で約2,000時間の稼働-を想定して製造されたデスクトップPCハードディスク・ドライブと比べてみてください。監視ハードディスク・ドライブは1日24時間、週に7日稼働します。1年間では8,000時間近くにもなります。そのため、ハードディスク・ドライブの動作にも大きな違いがあります」

Palmerは、Seagateの技術リーダーシップがどのようにしてハードディスク・ドライブの専用デザインの範囲を超え、パートナー企業との共同開発がスタートしたかを説明してくれました。

「HikvisionにはDeep Learningという名前のインテリジェントな記録デバイス製品があります。これは画像を確認し、問題のない状態とはどのようなものかを学習します。そして、普通とは違った動きを検出したらすぐに警告を出して問題発生を知らせます。この場合、ハードディスク・ドライブにかかる負荷が変化します。データの記録と同時に、データの利用も必要になるからです。このような機能が瞬時に必要となります。Seagate SkyHawk AIは、このようなニーズの変化を受けて発売されました」

Harmer氏もこれに同意します。

来客数、小売環境のヒート・マップ作成、安全温度測定などの実用的なデータ

Footfall analysis enabled by Deep Learning and Seagate SkyHawk AI

「録画を担う物理的なキットに適切なドライブを実装しておくことは、大変重要です」とHarmer氏は言います。「その理由は、ビデオ映像が証拠として使用されることが多く、より完全性の高いデータの提供が求められているからです。そのため、データの1パケットたりとも、ビデオの数秒たりとも逃すことはできません」

「録画を担う物理的なキットに適切なドライブを実装しておくことは、大変重要です」

「Seagateドライブは超高速の書込みを可能にするだけでなく、データの読取りも同じように高速で処理してくれます」と彼は説明します。「ドライブに書込みを行い、定期的にデータを読み込むだけの技術から、データを読み込むと同時にコンテンツのディープ・ラーニング分析を実行できる技術に需要がシフトしています。非常に高速の読取り/書込みを実現するドライブへの移行は当社にとって決定的に重要な意味を持ちます」

HikvisionのDeep LearningおよびSeagateのSkyHawk AIハードディスク・ドライブがあれば、顧客はこれらのシステムから貴重で実用的なデータをかつてないレベルで引き出せるようになるとHarmer氏は言います。「来客数分析、小売環境におけるヒートマップ作成、さらに重要な安全性のために文字通り生死を分けるようなサーマル・イメージング・デバイスの温度測定に関する管理情報を提供することができます」

2018-08-20T01:01:42+00:00

About the Author:

John Paulsen
John Paulsen is a "Data for Good" advocate, with nearly 20 years in the data storage industry. He's helped launch many industry-firsts including HAMR technology, 10K-rpm and 15K-rpm hard drives, drives designed specifically for video and for gaming, Serial ATA drives, fluid dynamic HDD motors, 60TB SSDs, and Mach.2 multi-actuator technology.

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