中小企業向けの3-2-1バックアップ

盤石な3-2-1バックアップ・ソリューションを構築するためのツールをご紹介します。

汎用性が高くシンプルなバックアップ戦略をお求めですか?SeagateとQNAPがディザスタ・リカバリ機能を備えたソリューションを簡単に実現します。

目次

QNAP 321バックアップ戦略 QNAP 321バックアップ戦略 QNAP 321バックアップ戦略

試練の時こそ実感するデータの価値

新型コロナウイルスが世界経済に大きな影響を及ぼす中、特に中小企業はその影響を色濃く受けています。感染拡大によって、多くの中小企業は自社のデータが持つ価値を再確認し、将来に向けてより強力なバックアップおよびリカバリ環境を築き上げるための機会を模索しています。Seagateによる最新の調査報告書1 によると、世界数ヶ国の中小企業を対象に調査を実施したところ、その意思決定者の65%が新型コロナウイルスからの回復策として効率的なデータ管理を進めていると回答していました。

感染拡大前、企業によるデータの活用には限りがありました。今ではその価値が見直され、こうした不確かな時期にこそ、保存データが将来の成功へ向けた足がかりとなることが理解されています。

中小企業の意思決定者の49%は、感染拡大が始まってから、データ保管、バックアップおよびセキュリティの重要性に関してスタッフに周知を図ることが増え、スタッフがリモートでデータにアクセスしやすい環境を整えたと回答しています。

こうした時期にあっても、中小企業の大半はデータに関する十分な回復力を備えているものの、データ保護の重要性をはっきりと認識しており、回答者の50%は将来的にデータ・バックアップおよびリカバリ・サービスに投資する予定であることを明かしていました。完璧なバックアップ計画など存在しませんが、3-2-1バックアップ戦略には投資するだけの価値があります。これは、重要なファイルのコピーを3つ作成し、最低でも2種類の異なるストレージ・メディアにファイルを保管し、1つのコピーをオフサイトに保管するという方法です。QNAPのHybrid Backup Sync (HBS 3) なら、3-2-1バックアップ戦略とリカバリ計画の策定に必要なツールをすべて手に入れることができます。

柔軟なバックアップ計画

HBS 3では、QNAP NASからのデータをローカル、リモートおよびクラウドという複数のストレージ・スペースにバックアップすることができるため、企業の規模を問わず、自社に最適なソリューションを柔軟に選ぶことができます。また、HBSなら様々なバージョンのバックアップに対応できるため、企業は変更の履歴を残し、必要に応じてファイルを前のバージョンに戻すこともできます。

HBSを使ってローカルやリモートNASからファイルを復元することも簡単にでき、万一データを失っても、クラウド・ストレージからデータを復元することが可能です。それにより、包括的なディザスタ・リカバリ・プランを実現して、ダウンタイムを最小限に抑えつつ、重要なファイルを即座に復元することができます。

一方向同期または双方向同期でファイルを最新の状態に

HBSが採用するもうひとつの優れた技術に、一方向同期があります。この技術により、RTRR、Rsync、FTPまたはCIFS/SMBを使って、ローカルNAS、外付けデバイス、クラウド・サービスまたはリモート・サーバーにデータを同期することができます。また、QNAP NASとリモートNAS/クラウド・サービスとの間で双方向同期を使ってファイルを同期することも可能です。

QNAPとSeagate – 安心のCMR技術を搭載したNASドライブと貴社のソリューションを融合

最高の信頼性と安心感をお求めであれば、専用設計のSeagate® IronWolfとIronWolf Pro NASドライブをおすすめします。CMR技術を搭載したIronWolfドライブは、中小企業で一般的に採用されているマルチユーザー環境のNASボックスに対応します。CMRは、ご家庭でも最適な性能を発揮し、特にNASボックスでのメディア・ストリーミングや高解像度画像の編集など、多くのデータ処理を必要とする用途で活躍します。

ドライブは、QNAPソフトウェアにIronWolf Health Managementを内蔵しており、予防、介入、復元サービスを提供します。こうした機能はすべてQNAP QTSからアクセスでき、プラグアンドプレイで利用できます。そして何より、すべてのIronWolfドライブには3年間のデータ・リカバリ・サービス・プランが付帯しており、水害や火災などの予期せぬ事故に備えることができます。

1 この調査は、Seagate Technologyの依頼により、FleishmanHillardのTRUE Global Intelligenceとオンライン市場調査会社Dynataが実施した。調査対象国は、アメリカ合衆国、中国、イギリス、ドイツ、韓国、台湾である。