ハードディスク・ドライブ

知っておくべきハードディスク・ドライブに関する知識。

ハードディスク・ドライブの基本を理解することで、最適なストレージを選択できます。

ハードディスク・ドライブの機能、ドライブの必要適正容量、ハードディスク・ドライブの保存可能データ量を理解する

目次

ハードディスク・ドライブの機能

ハードディスク・ドライブは、すべてのデジタル・コンテンツを保存するハードウェア・コンポーネントです。ハードディスク・ドライブに保存されているデジタル・コンテンツには、ドキュメント、写真、音楽、ビデオ、プログラム、アプリケーション設定、オペレーティング・システムがあります。ハードディスク・ドライブは外付または内蔵です。

ハードディスク・ドライブに保存されているすべてのものは、ファイル・サイズで測定されます。ドキュメント(テキスト)は通常とても小さく、写真、音楽、ビデオの順に大きくなります。ハードディスク・ドライブは、デジタル・ファイルのサイズをメガバイト (MB)、ギガバイト (GB)、テラバイト (TB) で表します。1

ハードディスク・ドライブの適正容量

状況によって異なります。限られた数のファイルをコンピュータからバックアップ・ドライブに転送するだけなら、小型ドライブ(ExpansionドライブまたはBackup Plus)が適しています。コンピュータ全体または複数のコンピュータをバックアップする必要がある場合や、大量のビデオや音楽ファイルを保存する必要がある場合は、大容量ドライブ(Backup Plusデスクトップ・ドライブ)が必要です。

以下にハードディスク・ドライブ(最大10TB)に保存できる容量を記載します。2

PCまたはMac?

一部のドライブはPCまたはMacに対応するよう事前にフォーマットされていますが、すべてのドライブは、いずれかのコンピュータに対応するように再フォーマットすることができます。

ハードディスク・ドライブの速度の重要性

回転速度(1分当たりの回転数またはRPM)は比較的重要です。ディスク(プラッタ)回転速度が高速になると、コンピュータが必要なファイルをより素早く探し出すことができます。

つまり7200RPMのハードディスク・ドライブの方が、5400RPMのハードディスク・ドライブよりも高速となります。しかし外付ドライブでは、この2つのRPMの差はほとんど分かりません。内蔵ドライブでも小さいファイルでは差がわずかですが、大容量のファイルやアプリケーションになると、7200RPMハードディスク・ドライブの方が明らかに優れています。

内蔵ドライブと外付ドライブのどちらを選ぶか?

用途によって異なります。コンピュータの内蔵ハードディスク・ドライブ (BarraCuda) をアップグレードすると、すべてのファイルを保存できる内蔵ストレージを追加できます。外付ハードディスク・ドライブは、ポータブルで簡単に持ち運びができるストレージです (Backup Plus)。

データ・バックアップの必要性

コンピュータのハードディスク・ドライブが破損すると、すべてのデジタル・コンテンツを失う恐れがあります。そのため多くの人は、大切なコンテンツをコンピュータの内蔵ドライブだけでなく、外付ドライブにバックアップしています。

1 ドライブの容量を示す場合、1ギガバイト (GB) は10億バイトに相当します。アクセス能力は、動作環境やフォーマットによって異なる場合があります。例として引用されている数量は説明のための数値です。実際の数値は、ファイル・サイズ、フォーマット、機能、アプリケーション・ソフトウェアを含むさまざまな要因によって異なります。
2 カメラの最高画質JPEGモードを用いた平均ファイル・サイズ。ハードディスク・ドライブあたりの実際の画像数は、カメラ・モデルによって異なります。2時間のDVD画質映画を基本としています。