中小企業向けのハイブリッド・クラウド

Synologyハイブリッド・クラウド・ソリューションとIronWolfドライブで貴社のネットワークの性能を向上

貴社のデータ・インフラストラクチャを強力な方法で手軽にアップグレードするための秘訣をご紹介します。

目次

中小企業向けのハイブリッド・クラウド

SynologyとSeagate IronWolfドライブの助けを借りて、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのアーキテクチャをシームレスに統合する方法をご紹介します。

パブリック・クラウドとプライベート・クラウドにはそれぞれ魅力的なメリットがあります。現在、81%以上の企業がパブリック・クラウド・サービスを利用していることから、その柔軟性と利便性に高い需要があることは明らかです。その一方で、2019年にはそうした企業の41%以上が、プライベート・クラウドのもたらすメリットを考えて、ひとつ以上のワークロードをオフィスに戻しています。そこで「両方のクラウドの長所を同時に活用することはできないだろうか」という疑問が生じますが、そのカギを握るのが、ハイブリッド・クラウド・ソリューションの導入です。

ハイブリッド・クラウドを最大限に活用する

ハイブリッド・クラウドは、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドの持つ最高のメリットを組み合わせ、ひとつの環境でデータを保存する方法です。パブリック・クラウドは、ストレージを増やしたときに容量を拡大したり、離れたところにいるチームメンバーやクライアントとデータを共有したりする場合に最適です。プライベート・クラウドは、性能とデータ・セキュリティの面で優れています。問題は、すべてのデータを整理し、一元管理して、同期したいときにどう対応するかです。そんなとき、Synologyは様々な製品を組み合わせ、貴社のニーズと要件に合った完結型のハイブリッド・クラウド・ストレージ・ソリューションを提供することで、こうした問題を解決します。

なぜSynologyのクラウドが選ばれるのか?

Synologyはいくつものソリューションを提供し、事業の継続をサポートしています。そうしたソリューションを組み合わせて活用することで、卓越したメリットをもたらす完結型のハイブリッド・クラウド環境を実現することができます。

  • スピーディーで信頼できるコラボレーション NASでは、個々のサイト全体でファイルを同期および共有し、NAS内にあるすべてのファイルをインデックス化して簡単に検索し、ドキュメントやスプレッドシート、スライドに簡単に効率よくアクセスすることで同僚やパートナーと緊密に連携できるため、従業員は優れた成果をあげることに最大限に集中することができます。
  • シームレスな同期SynologyのCloud Syncを使用すると、貴社のSynology NASをAmazon DriveやBackBlaze B2、Dropbox、Google Cloud Storage、Microsoft Azure、OpenStack Swiftなどのパブリック・クラウド・サービスにシームレスに接続することができます。一方向同期でも双方向同期でも、必要なデータを欲しい場所で確実に手にすることが可能です。また、Cloud Syncではクラウド・アカウントに保存するファイルを共有する一方で、元のデータをファイアウォールで安全に守ることもできます。
  • すべてのプラットフォームでデータ・セキュリティを確保SynologyのHyper Backupを使えば、オフサイトのサービスやクラウド・プロバイダに対してもバックアップ作業のスケジュールを簡単に設定することができます。予期せぬデータロスが発生しても、File Stationや標準的なデータ転送プロトコルを使ってバックアップデータを見つけて、必要に応じて復元しデータの整合性を確認することが可能です。
  • Synology C2を搭載した総合的なハイブリッド・クラウド・ソリューション長年にわたり信頼できるITソリューションをお客様に提供してきたSynologyはこのほど、Synology NASのユーザーに向けたコストパフォーマンスの高い統合型ソリューション、Synology C2の提供を開始し、パブリック・クラウド分野に参入しました。クラウドでのデータ・ストレージおよび可用性プランをいくつも提供するSynology C2は、事業の継続性を最大限に高めます。Synologyはデータ転送全体に対応し、厳密な暗号化技術を使用することで、C2を使って転送されるデータや保存されるデータをすべて確実に保護します。

IronWolfの強み

ハイブリッド・クラウドのプライベート・クラウド機能が正しく動作するためには、適切なハードウェアが必要です。そこで、Seagateは、特にNAS環境を視野に入れて設計されたIronWolfドライブを開発しました。

NAS専用ドライブが必要とされる理由

NASは、100名以上のユーザーや100台以上のコンピュータに難なく対応できる能力を備えており、Seagate IronWolfハードディスク・ドライブは、高い作業負荷率を実現することで、オフィス全体でのファイル共有をサポートします。高速なIronWolf SSDの力でファイル転送をスピードアップし、優れた耐久性で長期使用による損耗を抑えることができます。互換性のあるNASシステムでは、両タイプのドライブを併用することで、大容量、スピード、耐久性を兼ね備えたハイブリッド構成を採用することも可能です。

Seagate IronWolfドライブは、従来の磁気記録技術をベースに、RVセンサーを内蔵して振動を軽減することにより、マルチベイのNAS環境で性能と信頼性を維持できるよう設計された製品です。なお、RVセンサーはIronWolf 4TB以上のドライブとすべてのIronWolf Proドライブに標準装備されています。

データ管理を助けるIronWolf Pro

IronWolf Proドライブは、強力なIronWolf Health Management (IHM) 機能を備え、データロスの予防、介入、復元サービスを提供することで、中小企業のIT機能をサポートします。IHMについての詳細は、こちらからご確認ください。さらに、ドライブには2年間のRescueデータ・リカバリ・サービスが付帯しており、データの破損、ウイルス感染、火災や洪水による損害を補償します。

SynologyとSeagate – 中小企業を支える強力なパートナーシップ

データの継続性を維持しつつ、貴社のネットワークをハイブリッド・クラウドにアップグレードするのは大変な作業です。パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのアーキテクチャをシームレスに統合するSynologyの能力とSeagateのNAS専用IronWolfドライブを組み合わせることで、貴社のニーズと要件に合う理想的なソリューションを実現します。Synologyのハイブリッド・クラウド・ソリューションとSeagate IronWolfドライブを選んで、貴社のネットワークをパワーアップしましょう。これこそが、中小企業のデータ・インフラストラクチャを強力な方法で手軽にアップグレードするための秘訣です。