イノベーション

データセンターにおいて記録密度が重要である理由

持続可能性と大容量ストレージの未来は、今ここにあります。

世界がデータを保管する能力よりもさらに速く、データは増え続けています。

ハードディスク・ドライブにディスクを追加すると、容量を拡張できる可能性があります。

しかし、これは最も効率的な方法ではありません。

  • ハードディスク・ドライブの各プラッタには多くの材料が必要です。プラッタが追加されるほど、構築(および購入)にコストがかかり、地球の資源を消費します。 
  • また、各追加プラッタは、電力消費を最大12.5%²増加させます。常時稼働のデータセンター規模で見ると、電力だけで莫大なコストがかかることになります。 

記録密度の向上、これが効率です。

基本的に、これは各プラッタが保持できるデータ量を増やすことを意味します。

10プラッタのハードディスク・ドライブがあり、各プラッタが3TBのデータを保持できるとしましょう。このドライブでは、合計で30TBのデータを保管できます。

次に、全く同じドライブですが、各プラッタの容量を3TBではなく、3.33TBまで増やすとします。そうすると、プラッタが9個でも、同じ30TBの容量を達成できます。

これが記録密度の魔法で、構築に必要な材料と消費電力を減らすことができます。

記録密度が構築と電力のコストにどのように影響するかをご覧ください。

ターゲット容量の選択
16
20
24
30
最適化

コスト削減

省電力

プラッタ削減

記録密度
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記録密度の影響力は、規模が大きくなると計り知れません。

記録密度が高いデータセンターでは、次のことを実現できます。

  • フットプリントを増やすことなく容量を2倍に³
  • 消費電力45%カット³
  • 消費するスペース、電力、および天然資源を削減することにより、持続可能目標を達成

Seagateは道を切り開きます。

世界のハードディスク・ドライブメーカーの記録密度ではプラッタあたり3TBの容量なので、近い将来にプラッタあたり5TBの容量を実現するSeagateは、ストレージ革命の先頭に立っています。これは、Mozaic 3+から始まります。

Exos Mozaic 3+™

飛躍的な進歩を遂げた実証済みの記録密度がここにあります。高効率、持続可能なデータ・ストレージを可能にするMozaic 3+を搭載したExos大容量ハードディスク・ドライブは、プラッタあたり3TBの記録密度を開放し、省スペースで大幅なコスト削減を実現しながら、これまでと同じエクサバイトのデータを保管可能にするパワフルなプラットフォームです。

  1. IDC StorageSphere2024年対2025年インストール・ベース、IDC Datasphere、2024年対 2025年新規発生データ増分。

  2. Exos X24、最大動作時、ランダム読取り/書き込み4K/16Qとする。

  3. 節約額はTBあたりで計算。方法:16TBから30TBへの容量アップグレード(または1.78TB/プラッタから3TB/プラッタ)Exos 16からExos X 30TB Mozaicドライブ、最大動作時の消費電力、重量を比較。