NAS OS のログインとナビゲーション
Seagate NAS OS は、ブラウザベースの管理ツールです。NAS OS を起動して、アプリへのアクセス、ストレージの管理、ユーザの追加、共有の作成などを行うことができます。
NAS OS へのログイン
次のいずれかを使用して NAS OS ログイン ページにアクセスします。
- Seagate Network Assistant
- インターネット ブラウザ
Seagate Network Assistant
ソフトウェアをインストールする方法については、Seagate Network Assistant を参照してください。
- Windows: システム トレイの Seagate Network Assistant のアイコンを右クリックします。
Mac: メニュー バーの Seagate Network Assistant のアイコンを選択します。 - [マシン名] > ウェブ アクセス を選択します。
- 新しいブラウザ ウィンドウまたはタブで、ログイン ページが開かれます。ブラウザが開かれない場合は、Seagate Network Assistant が開かれます。
インターネット ブラウザ
インターネット ブラウザを起動して、NAS OS デバイスのデフォルトのアドレスを入力します。
- Bonjour がインストールされていない Windows: http://seagate-r4 または http://seagate-dp6
- Bonjour がインストールされている Windows および Mac: http://seagate-r4.local または http://seagate-dp6.local
ブラウザの URL (ウェブ アドレス) フィールドに NAS の IP アドレスを入力することもできます。例えば、http://[IPアドレス] のようにします。Seagate Network Assistant で IP アドレスが発見されます (Seagate Network Assistant を参照してください)。
最初のログイン
大部分のユーザは、NAS OS への最初のログインがセットアップ ウィザードの最終ステップです。次のことを行うように求められます。
- デバイス名の作成。NAS のデフォルト名は、製品モデルに基づきます。デフォルト名は、環境のニーズに合わせて変更できます。
- 管理者のログイン名の作成。デフォルトは admin ですが、変更することもできます。ログイン名は、1 文字から 20 文字までの英数字にしてください。
- 管理者のパスワードの作成と確認。パスワードは、4 文字から 20 文字までの英数字と記号にしてください。他者に推測されにくい強固なパスワードを使用するようにしてください。
- RAID レベルの作成または再設定。
- タイム ゾーンの設定。
- Seagate の利用規約を読み同意する。インストールを完了するには、チェックボックスをオンにする必要があります。
ログイン認証情報についての重要な情報: ログイン認証情報は必ず記録しておいてください。最初に設定したパスワードがわからなくなった場合は、NAS OS で新しいパスワードを作成できます。ただし、パスワードを復元するためのオプションでは、管理者が [通知] と [ユーザ] に設定を追加する必要があります。パスワード復元の設定方法の詳細は、次の通りとです。
ログイン
NAS OS によって、ログイン名とパスワードの入力が求められます。ログインのたびに認証情報を入力しないようにするには、[パスワードを記憶] の隣にあるボックスにチェックを入れます。
ログイン時にセキュリティを追加するには、NAS OS のログイン ページで、[HTTPS に切り替える] を選択します。HTTP よりも保護が強化されますが、HTTPS を使用すると NAS のパフォーマンスが影響を受ける場合があります。
紛失したパスワードの復元
管理者は、NAS OSを設定してユーザが忘れたり紛失したりしたパスワードを復元することができます。管理者は次のことを行う必要があります。
- 電子メールサーバの割り当て (通知を参照してください)。
- ユーザの電子メール アドレスの入力 (ユーザを参照してください)。
上記の条件に適合した場合、管理者またはユーザは、次の手順に従ってパスワードを復元できます。
- ログイン ページで、[アカウントにアクセスできない場合] を選択します。
- ログイン認証情報を入力して、[文字確認] を入力します (これにより、リクエストが届くようになります)。
- [送信] を選択します。
- 復元の電子メールがユーザの受信トレイで受信されます。電子メールの [ここをクリック] のリンクを選択します。
- [パスワードを再初期化する] ウィンドウで、ログイン認証情報と新しいパスワードを入力します。
- [送信] を選択します。
Sdrive を使用した NAS OS の起動
Seagate Sdrive を PC や Mac にインストールして、デバイスのホーム ページにアクセスします。Sdrive を使用するには、Seagate Access アカウントが必要です。アプリケーションのダウンロードとインストールの手順については、Sdrive を参照してください。
Sdrive が起動されたことを確認してから、次の手順に従ってください。
- アクセスするデバイスを選択します。
- Windows: システム トレイの Sdrive のアイコンを右クリックして、Seagate デバイスを選択します。
- Mac: システム トレイの Sdrive のアイコンをクリックして、Seagate デバイスを選択します。
- [デバイスの管理] を選択します。
NAS OS のナビゲーション
NAS OS には、アプリへのアクセス、ヘルプの利用、イベントのレビューなどのオプションがあります。集中管理ペインのインターフェイスは、選択しているアプリに合わせて調整されますが、フレームで分けられたオプションは、引き続き簡単にアクセスできます。下の画像では、6 が集中管理ペインです。
重要な注意: NAS OS 4.3 から、ホーム ページはなくなりました。NAS OS のユーザ インターフェイスにログインすると、Filebrowser アプリがデフォルトになります。デバイス マネージャやバックアップ マネージャなどの他のすべてのアプリは、左上にあるアプリ ボタンを使用して簡単にアクセスできます。
- メニュー: メニューから次の動作を選択します。
- アプリを選択
- 開いているアプリを終了
- ログアウト
- 再起動
- シャットダウン
- 検索: 拡大鏡のアイコンを選択すると、検索フィールドが有効になります。NAS OS デバイスに適用する検索条件を入力します。
- ヘルプ: 疑問符を選択して、NAS OS のユーザ マニュアルを確認したり、サポート案件を作成したりします。
- 通知: ベルのアイコンを選択して、NAS OS デバイスでの最新のイベントを確認します。イベントのオプションとして、すべて、警告、エラーがあります。[すべての通知を表示] を選択して [通知] ページに移動することもできます。
- アプリ: ホーム ページの集中管理ペインに、Seagate とサードパーティ開発者によるアプリが表示されます。アプリを選択すると、そのアプリのインターフェイスに移動します。集中管理ペインのみが、選択したアプリに基づいて変更されます。NAS OS の中核機能は、次のデフォルト アプリに分けられています。
- アプリ マネージャ: アプリを追加、管理します。
- バックアップ マネージャ: バックアップ ジョブを作成、管理します。
- デバイス マネージャ: 設定の変更、ユーザの追加、共有の作成などを行います。
- ダウンロード マネージャ: ダウンロード ジョブを作成、管理します。
- ハードウェアの状態: 緑色のライトは、NAS のハードウェアが想定通りに動作していることを示します。ライトをクリックすると、ポップアップ ウィンドウで、ハードウェアに関する追加的な詳細情報が表示されます。
- LAN 接続と IP アドレス: ネットワークに接続されている LAN ポートと、その IP アドレス。
- 著作権
- クレジット: [クレジット] をクリックして、オープン ソース ライセンス情報を参照します。
ログイン: 管理者とユーザー
管理者
管理者は、すべての NAS OS の管理機能にアクセスできます。ただし、デフォルトでは、管理者がすべての享有にアクセスすることはできません。管理者は、標準ユーザと同様に、管理者自身にアクセス権を割り当てる必要があります。
ユーザ
ユーザのデフォルトのアプリは、次のアプリです。
- Filebrowser: ユーザがアクセスを許可されている共有のための、インターネットベースのブラウザです。
- デバイス マネージャ (制限あり): ユーザは、言語とパスワードの環境設定を変更できます。管理者は、いつでもユーザのパスワードを変更できます。