ハード ドライブの保守
Seagate Personal Cloud 2-Bay 上のドライブに不具合がある場合は、以下の指示に従って新しいハードディスク ドライブに交換してください。お使いのデバイスが保証期間内の場合は、ハードディスク ドライブの交換についてSeagate カスタマー サポートまでお問い合わせください。
ハードディスク ドライブ故障後のコンテンツについて
ドライブ故障のコンテンツの利用可能性については、デバイスがどのように構成されているかによって異なります。
- 最大の保護: コンテンツは健全なドライブ上で安全に確保されます。故障したハードディスク ドライブの交換後、コンテンツをコピーしてデータをミラーリングする必要があります。
- 最大容量: 申し訳ありませんが、ドライブ故障後はすべてのコンテンツが失われてしまいます。また、故障したハードディスク ドライブの交換後には、デバイスを構成する必要があります。
重要: ハードウェアの修理または本マニュアルに記載されているメンテナンスを行う前に、
保証を参照してください。
注意事項
- ハード ドライブの交換の場合を除き、筐体内の保守実行はサポートされていません。これを実行すると、製品の保証が無効になる場合があります。
- 動作中は、最適なエアフローのためドライブを所定の位置に置いたままにしておきます。
- Personal Cloud 2-Bay の部品を扱う際は、すべての標準 ESD 注意事項を遵守してください。バックプレーン コンポーネントやモジュール コネクタなどに触れないようにしてください。
- 既存のまたは故障したハード ドライブは、同等の容量を持つハード ドライブと交換してください。
- ハード ドライブを取り扱う際には、必ずクッション性のある平面の上に置いて保管してください。
ハードディスク ドライブの取外し
ハード ドライブを取り外す前にデバイスから電源を切り離します。
- Personal Cloud 2-Bay の背面のボタンを押します。
- 筐体からカバーを取り外します。
- ディスクを所定の位置に固定している 2 本のネジを取り外します。
- ディスクを前に引いてプラグから切り離し、ディスクを持ち上げて筐体から取り外します。
ハードディスク ドライブの取付け
ハード ドライブを取り付ける前にデバイスから電源を切り離します。
- Personal Cloud 2-Bay に同梱されていたネジをドライブの片側に取り付けます。
- 後ろ側のネジがスロットに合うようにハード ドライブを動かしてからドライブをプラグにはめ込みます。
- 外側の穴へネジを固定します。
- カバーを戻し、所定位置にはめ込みます。
最大の保護: 修復
ストレージが「最大の保護」として構成されている場合は、ボリュームを修復し、冗長性を得るために新しいドライブにコンテンツをコピーする必要があります。
- Personal Cloud にアクセスします。
- PC—Windows または エクスプローラーの [ネットワーク] で、[PersonalCloud] をクリックします。
- Mac—ファインダーの [共有] で [PersonalCloud] をクリックします。
- [パブリック] フォルダを開き、[Personal Cloud] をダブルクリックします。
- Personal Cloud 2-Bay にサインインします。
- [ネットワーク ドライブ] ページ (左下) で、[管理] をクリックします。[サマリー] ページ [管理] をクリックしないでください。
- [修復] をクリックし、[次へ] をクリックします。
- 新しいハードディスク ドライブを選択し、[次へ] をクリックします。
- [サマリー] ページを確認し、[完了] をクリックします。
- [はい] を選択してデバイスを構成します。
最大容量: 新規ボリュームを作成
ストレージが「最大容量」として構成されている場合は、ドライブの交換後に新規ボリュームを作成する必要があります。
- Personal Cloud にアクセスします。
- PC—Windows または エクスプローラーの [ネットワーク] で、[PersonalCloud] をクリックします。
- Mac—ファインダーの [共有] で [PersonalCloud] をクリックします。
- [パブリック] フォルダを開き、[Personal Cloud] をダブルクリックします。
- Personal Cloud 2-Bay にサインインします。
- [サマリー] ページで [管理] をクリックします。
- デバイスの構成方法を選択します。Seagateは、1 つのハードディスク ドライブが故障した場合にもデータを保護できるよう、「最大の保護」を推奨しています。「最大容量」では、ストレージ容量全体を使用することができますが、ハードが故障した場合にはデータが失われてしまいます。注: 「最大の保護」を使用すると、すべてのファイルが両方のハードディスク ドライブにコピーされるため、利用可能なストレージは、総容量の半分となります。たとえば、ストレージ容量が 8TB のPersonal Cloud 2-Bay の場合、「最大の保護」を使用する場合は保存可能な容量が 4TB までということになります。
- [次へ] を選択します。
- [サマリー] ページを確認し、[完了] を選択します。
- [はい] を選択してデバイスを構成します。