オーナー管理
お使いの Personal Cloud は標準のデフォルト設定で構成されています。Personal Cloud オーナーは、デバイス名、タイム ゾーン、および使用サービスなどの設定を変更できます。
デバイス・マネージャを開きます。
- Personal Cloud にアクセスします。
- PC—Windows または エクスプローラーの [ネットワーク] で、[PersonalCloud] をクリックします。
- Mac—ファインダーの [共有] で [PersonalCloud] をクリックします。
- 右側の [パブリック] フォルダをダブルクリックし、[Personal Cloud] をダブルクリックします。
- お使いのユーザー名とパスワードでサインインします。
- [デバイス マネージャ] をクリックします。
LED動作
お使いの Personal Cloud LED は、デバイスの上部にあります。最初にデバイスを起動すると、LED が白く点滅します。8 ~ 10 分後、デバイスが Wi-Fi ネットワーク経由でアクセスできるようになります。
注: ハード ディスク ドライブがソフトウェアを初期化している間は、LED が点滅し続ける場合があります。
デバイスをリセットすると、LED が赤く点滅し始め、その後、白色に点滅します。
Personal Cloud のパーソナライズ
名前、言語、タイム ゾーンなどを変更してデバイスをパーソナライズできます。
注: デバイス名を変更しても、ローカルまたはリモートのアクセスには影響しません。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [設定] をクリックし、変更を行います。
設定の変更はオン / オフ ボタンで変更できます。あるいは、設定にカーソルを合わせると、鉛筆のアイコンが表示されます。鉛筆のアイコンをクリックし、変更を行います。 注: タイム ゾーンを変更したい場合で、[同期] を有効化している場合は、タイム ゾーンを変更する前に [同期] をオフにし、後でオンに戻してください。
Personal Cloud のリセット
デバイスをリセットすることができます。リセットしてもデータは消去されません。これらの手順を実行すると、ネットワーク設定がリセットされるため、初期設定手順を再度やり直さなければならなくなります。データは [パブリック] フォルダの [リカバリー] と呼ばれるフォルダに移動されます。
リセット ボタンは、Personal Cloud のケーシング背面の内側にあります。
- デバイスの背面にある電源ボタンを使用して Personal Cloud の電源をオフにします。
- Personal Cloud の背面の穴にペーパークリップなどの細いものを挿入し、リセット ボタンを押します。リセット ボタンを放さないでください。
- Personal Cloud の電源を入れます。
- 20 秒以上待ってからリセット ボタンを放します。
- LED が赤色に点滅します。デバイスが工場出荷時の設定に戻るまで待ちます。
重要: LED が赤色で点滅している間は、デバイスの電源を切らないでください。
- デバイス上部の LED が白色の点滅から点灯に変わるまで待ちます。
- デバイスを設定します。
デバイス サービスの変更
お使いの Personal Cloud には、TV へのストリーミング、iTunes の使用、コンピュータへのファイルのダウンロードやアップロード、リモート アクセスの管理を実行できる多くのサービスが予め構成されています。
サービスの開始および停止
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[サービス] をクリックします。
- 右側に [編集] ボタンが表示されるまで、サービスに合わせたカーソルを動かします。
- [編集] をクリックし、[開始] または [停止] を選択します。
メディア サービスのインデックス再作成
メディア ファイルがメディア サービスに表示されなくなった場合、利用可能なマルチメディア ファイルのインベントリを取得するようサービスのインデックスを再作成することができます。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[サービス] をクリックします。
- 右側に [編集] ボタンが表示されるまで、メディア サービスに合わせたカーソルを動かします。
- [編集] をクリックし、[インデックス再作成] を選択します。
全ユーザーのリモート アクセスのコントロール
デフォルトでは、Personal Cloud 上に Seagate Access アカウントを持っていれば誰でも、外出中にストレージ ドライブ上のコンテンツにアクセスできるようになっています。すべてのアカウントのこの機能を無効化することもできます。特定のユーザーのこの機能を無効化したい場合は、既存ユーザーのリモート アクセス管理を参照してください。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[サービス] をクリックします。
- 右側に [編集] ボタンが表示されるまで、Seagate Access に合わせたカーソルを動かします。
- [編集] をクリックし、[リモート アクセスの有効化] または [リモート アクセスの無効化] を選択します。
緑色の円は、サービスが有効化されていることを示します。
消費電力の節約
指定した非アクティブ時間の経過後、ハード ドライブをオフにし、デバイスの電源を切ることで節電を実行できます。ハード ドライブをオフにしても、他のデバイスからのネットワーク コマンドは受信し続けることができます。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[電源] をクリックします。
- 指定された時間経過後にハード ドライブをオフにするには、プルダウン メニューから値を選択します。
- 節電モードのオンとオフを切り替えるには、ボタンをスライドさせます。
デバイスを無停電電源装置に接続する
Personal Cloud をデバイスを無停電電源装置 (UPS) に接続すると、継続的な電源供給が確保されます。
- Personal Cloud にアクセスしているユーザーがいないことを確認し、電源を切ります。
- 対応している UPS デバイス を Personal Cloud の USB ポートに接続します。
注: 外部デバイスを使用して頻繁なバックアップのスケジュール設定を行う予定の場合は、デバイスの USB 2.0 ポートに UPS を接続しても構いません。USB 3.0 ポートでは、さらに高速な転送が提供されます。
- Personal Cloud の電源を入れます。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[電源] をクリックします。
- バッテリーのしきい値レベルを設定します。
Personal Cloud がしきい値に達すると、自動的にスタンバイ モードになります。
UPS のステータスは、UPS 管理の中で確認できます。
—電源ケーブルが電源を供給しています。
—電源ケーブルが電源を供給していません。
重要: Seagate は、お使いの Personal Cloud UPS 管理にすべての UPS デバイスが対応していることを保証するものではありません。
通知
ユーザーの追加やドライブの同期のタイミングなど、デバイスの活動をモニタリングできます。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[通知] をクリックします。
警告やエラーに基づいて通知をフィルタリングしたり、すべての通知を表示することができます。システム ログをダウンロードすることもできます。
ストレージ使用量
お使いの Personal Cloud 上で何台のストレージが利用可能かチェックし、ドライブをフォーマットすることができます。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[ネットワーク ドライブ] をクリックします。
ドライブの容量が表示されます。
ドライブをフォーマットすることもできます。
重要: ドライブをフォーマットすると、すべてのデータが消去されます。ドライブをフォーマットする前に、データを別のドライブにバックアップしてください。
ドライブの再フォーマットの詳細については、サポート技術情報の新規ボリュームの作成をご覧ください。
ネットワーク設定
通常、Personal Cloud ネットワーク設定を変更する必要はありません。ネットワーク接続に問題がある場合は、設定を変更すると問題が解消される場合があります。
注: ネットワーク設定を変更するには、ネットワークやお使いの特定の設定についてある程度の知識が必要です。
IP 構成の変更
デフォルトの IP 構成は DHCP を使用しています。これは、インタフェースおよびサービスに対して動的に IP アドレスを選択する標準ネットワーキング プロトコルです。
ネットワーク接続に問題がある場合は、固定 IP アドレスを使用しても構いません。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[ネットワーク] をクリックします。
- [接続] タブで [編集] をクリックします。
- [IPv4] または [IPv6] タブをクリックします。
注: IPv6 に対応していないデバイスもあります。IPv6 に対応しているかどうかは、test-ipv6.com で確認できます。
- (IPv4)。プルダウン メニューから [手動] または [自動 (DHCP)] を選択し、[保存] をクリックします。
- (IPv6)。プルダウン メニューからオプションを選択し、[保存] を選択します。
プロキシ サーバーの構成
プロキシ サーバーは、コンピュータとインターネットの間の中間点として機能します。これによりお使いのネットワーク上のコンピュータは、別のネットワーク サービスへの間接的ネットワーク接続を構築できます。プロキシ サーバーの使用:
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[ネットワーク] をクリックします。
- [プロキシ] タブで、ドロップダウン メニューで [プロキシ サーバー] を選択します。
- プロキシ サーバー アドレスと、認証が必要名な場合は名前とパスワードを入力します。
- [適用] をクリックします。
ポート転送の構成
ポート転送により、お使いのネットワーク上の Personal Cloud がルーターの内側にある場合でも、インターネット上の別のネットワーク接続ストレージ デバイスにアクセスできるようになります。自動ポート転送はデフォルトで有効化されています。ポート番号は、お使いの Personal Cloud およびルーター ポートと同じです。
サービスのルーター ポート番号を変更する必要がある場合は、そのポートがルーター上で利用可能であることを確認してください。さらに、お使いのルーターが UPnP-IGD/NAT-PMP プロトコルに対応していることも確認する必要があります。詳細は、お使いのルーターのユーザー マニュアルを参照してください。
- デバイス・マネージャを開きます。
- [詳細設定の表示] をクリックし、[ネットワーク] をクリックします。
- [ポート転送] タブで、右側に [編集] ボタンが表示されるまで、サービスに合わせたカーソルを動かします。
- [編集] をクリックし、[有効化] をクリックします。