Patricia Frost
上席副社長兼最高人材活用責任者
パトリシア・フロスト氏 (Patricia Frost) はSeagateの人材活用部門の責任者として、従業員にとって働きやすい職場や企業文化の推進、Seagateの成功事例の共有といった戦略的な取り組みを担当しています。その内容には多様性を認めるインクルーシブな環境の醸成や先進的な人材募集と定着を促進する制度作りのほか、公平かつ平等を職場を育み、安心して働き続けられる環境を確立するための取り組みなどが含まれます。
2019年のSeagate入社前は、数々の大企業で部門の枠を越えて組織の戦略や変更管理に取り組んできた実績を持ちます。直近では、Partners in Performance Americaでシニア・サイバー・アドバイザーを務めたほか、軍で輝かしいキャリアを築いたのち、リーダーシップ・アドバイザーとして活躍しました。米国陸軍の在籍期間には少将の位まで昇進し、陸軍所属の初のサイバー指揮官として、米国陸軍のサイバー部隊で戦略、リソース、方針を監督しました。さまざまな省庁間や海外パートナー機関との間で戦略の転換を主導してきた経験の持ち主でもあり、アジア太平洋と中東地域で軍の任務に従事した経験は、30年にわたります。その一環として、アフガニスタンにおける不朽の自由作戦 (OEF)、フィリピンにおけるOEF、イラクの自由作戦という3つの戦闘任務に参加しました。
また、人材開発、戦略情報、戦略研究という3つの分野でそれぞれ修士課程を修めています。現在は障害を負った退役軍人や軍人の配偶者、ヘルパーの方々に、5か月の奨学金プログラムを通じて人としての成長や生活の質の向上を支援する組織ドッグタグの理事を務めています。