ケーススタディ

取得した海洋データのオフロードディング

TerradepthがLyve Mobileを使用してどのようにデータを潜水機からサーバに移動しているのかを紹介します。

調査対象の豊富なデータ

Terradepthは、自律型潜水機が生成した海洋ベースのデータを世界中の組織にオンラインで提供します。SeagateのLyve Mobileは、Terradepthがデータを迅速かつ安全にオフロードディングできるよう、耐久性があり、大容量で統合が容易なソリューションを提供します。

公海向けの大容量

Terradepthは、大容量のデータ・コレクションのロードに96TBのLyve Mobile Arrayを使用しています。

高速なデータ転送

大量のデータをアップロードして世界中のチームと共有するには速度が重要です。Lyve Mobileによってそれが実現しています。

スマート・モビリティ

Lyve Mobileは、設定、プラグインおよび使用が容易なため、海洋などの厳しく困難な環境に最適なソリューションです。

簡単、安全、安心

AES 256ビット・ハードウェア暗号化および堅牢でロック可能なケースでの鍵管理により、Terradepthチームは自信を持ってデータを転送できます。

Terradepthのストーリー

「サービスとしての海洋データ」のサポート

テキサス州オースティンに本社を構えるTerradepthは、顧客に海洋データの収集機能を提供するとともに、クラウドバックアップ型でブラウザ・ベースのコラボレーション・ツールを使用して分析の可用性とアクセス性を向上する必要性を認識し、「サービスとしての海洋データ (ODaaS)」の提供を目的に2018年に設立されました。

Terradepthの目標

世界中のチームが収集したデータを必要とするときに...

質問を変更します。この有益な情報を、最新のインターネットベースの方法で、すべての人々と共有する方法は何でしょうか。Terradepthの目標は、エンド・ユーザが迅速かつ簡単にレビューとアクションを行えるように、データを自律型無人潜水機 (AUV) から送る方法を構築することでした。

Terradepthが抱える問題

Terradepthは、荒海においてデータをシームレスにストリーミングする必要がありました。

Terradepthの潜水機は、多くの場合、深海などの地球上の最も過酷な場所で稼働しています。オペレーションの開発中に、AUVから顧客への信頼性の高いデータ転送の提供が課題であると認識していました。多くの場合、調査場所では従来型のネットワークを使用できないため、厳しい環境での安定したソリューションが必要になります。

Terradepthのソリューション

Lyve Mobileを使用すると、データ・ロジスティックスは簡単になります。

Terradepthは、事業開発の早い段階からSeagateとの連携を開始しました。Terradepthは、厳しい環境への耐久性があり、自社のAxVに簡単に接続でき、ミッションにより生成される大量のデータ処理が可能で、自社のAbsolute Oceanプラットフォーム内でデータ・センターのラックに接続したらデータを取り込んですぐに使えるような、簡単なデータ転送ソリューションを必要としていました。Seagateは、Lyve Mobile ArrayによってTerradephの「サービスとしての海洋データ」に対して「サービスとしてのデータ転送」ソリューションを提供することができました。

Terradepthの成功

大容量かつ高速な転送により、スムーズな航行データが生成されます。

「まず大量のデータ収集が必要で、早い時期からLyve Mobileを導入しました」とChildressは語ります。「当社には非常に短時間に数十ギガバイトのデータを収集できる装置があり、わずか数日で数テラバイトのデータを収集するセンサー・スイートを搭載しています。私たちは、外洋で長期間動作し、大容量の処理が可能なシステム、つまりLyve Mobileを手に入れました」

“「できる限り迅速にプラットフォームからデータを取り出してネットワークに投入するために、Lyve Mobileのような大容量で使いやすいモバイル・システムを活用する。これが弊社がお客様に提案し、実践してきたことです」”

ケン・チルドレス (Ken Childress) 氏,
Terradepth最高収益責任者

詳細をお知りになりたい場合

当社のストレージ専門家が、データ関連の問題解決に役立つソリューション選びをお手伝いします。