ケーブル - 概要

この記事では、SeagateおよびMaxtorブランドの各種外付ハードディスク・ドライブで使用可能なケーブル・インターフェイス、ドライブの使用に最適な環境、各接続に関する手順を紹介します。

以下のカテゴリをクリックすると、関連セクションや説明図に移動します。
FreeAgent GoFlexドライブのケーブルに関する詳細については、文書ID:214431を参照してください。

外付ドライブ 内蔵ドライブ ネットワーク・ドライブ
USB 2.0 シリアルATA (SATA) イーサネット
USB 3.0 (パラレル)ATA (PATA)  
FireWire 400 M.2  
FireWire 800 U.2 (SFF-8639)  
eSATA    
パワーeSATA    
Thunderbolt    

 

外付ドライブ

USB 2.0

USBは外付デバイスの最も一般的な接続方法です。外付デバイスとしては、外付ハードディスク・ドライブ、サム・ドライブ、フラッシュ・ドライブ、プリンター、カメラなどさまざまな種類のデバイスがありますが、使用方法は非常に簡単です。コンピュータの電源が入っていても切断されていても、ケーブルを接続するだけで、30秒以内に使用できるようになります(コンピュータの処理速度により異なります)。 

(クリックして拡大)
画像
USBケーブルには2つの端部があり、一方はドライブに接続し、もう一方はコンピュータに接続します。この画像の「A」コネクタを参照の上、ご使用のコンピュータにある長方形のポートに接続してください。これらのポートは、コンピュータの前面にある場合もあれば、背面にある場合もあります。通常、ドライブは前面でも背面でも接続できますが、問題が発生した場合は、背面のポートに接続するのが最善の方法です。 

画像
ほとんどのコンピュータのポート周辺にはUSBシンボルがあります。

(クリックして拡大)
画像
SeagateやMaxtorブランドのドライブに付属しているほとんどのUSBケーブルは、これと同じような形です。ドライブのコネクタの接続サイズは、プリンタのUSBポートなどより小さくなりますが、ほとんどのデジタル・カメラで使用されている接続と同じサイズです。

SeagateやMaxtorブランドの特定のドライブでは電源にもUSBを使用するので、別の電源コードはありません。通常は、USB接続から十分な電源が確保されますが、両方のケーブルを差し込む必要がある場合や、1本のケーブルを電源を入れたUSBハブに差し込むことが必要な場合があります。これらのドライブの名称とリンクは以下を参照してください(ケーブルの写真も含まれています)。

(クリックして拡大)
画像
Seagate FreeAgent Go

(クリックして拡大)
画像
Maxtor OneTouch 4 miniおよびOneTouch III mini

(クリックして拡大)
画像
Seagateポータブル・ドライブ

 

USB 3.0

USB 3.0は、別の世代のUSBです。すべてのデバイスとドライバがUSB 3.0のピーク・パフォーマンスと互換性のあるコンピュータでは、USB 2.0よりもパフォーマンスが大幅に向上します。

また、USB 2.0とも下位互換性があるため、USB 3.0デバイスとケーブルは、USB 2.0ポートしか備わっていないコンピュータにも対応します。使い方も非常に簡単です。コンピュータの電源が入っていても切断されていても、ケーブルを接続するだけで、30秒以内に使用できるようになります(コンピュータの処理速度により異なります)。

USB 3.0ケーブルには2つの端部があり、一方はドライブに接続し、もう一方はコンピュータに接続します。ドライブへの接続はUSB 2.0とは異なりますが、コンピュータへのコネクタはUSB 2.0と互換性があり、同時にUSB 3.0の特殊機能を維持することが可能です。これらのポートは、コンピュータの前面にある場合もあれば、背面にある場合もあります。通常、ドライブは前面でも背面でも接続できますが、問題が発生した場合は、背面のポートに接続するのが最善の方法です。

ほとんどのコンピュータのポート周辺にはUSBシンボルがあります。


FireWire 400および800

 

FireWireは、USBと同様に接続できるプラグアンドプレイ方式です。デバイスをコンピュータに接続するだけで、通常は30秒以内に使用できるようになります。FireWireは、WindowsコンピュータよりもMacコンピュータでの普及率がかなり高いと言えます。

FireWireは、FireWire 400とFireWire 800の2つの速度があります。FireWire 400(別名1394a)は、通常USB 2.0に匹敵するパフォーマンスを実現します。FireWire 800 (1394b) は、はるかに高速で、内蔵のシリアルATAドライブに匹敵するパフォーマンスを実現しますが、ほとんどがMacコンピュータで使用されています。

(クリックして拡大)
画像
2種類のFireWireケーブルとポートはこちらの画像をご覧ください。

(クリックして拡大)
画像
典型的なFireWire 400ポートの拡大図はこちらを覧ください。
 

eSATA

eSATA(外付シリアルATA)は、ハイパフォーマンスのインターフェイスで、Windows PCで最も頻繁に使用されていますが、あまり普及していません。 

この接続を持つSeagate製品には、FreeAgent XTremeFreeAgent Pro (classic)Seagate eSATA ドライブがあります。

(クリックして拡大)
画像
eSATAケーブルとポートの図はこちらをご覧ください。ケーブルのコネクタやポートは、通常のシリアルATAのコネクタやポートに似ていますが、形状がわずかに異なるため、相互互換性はありません


パワーeSATA

パワーeSATAは、eSATA並みのハイパフォーマンスを発揮しますが、同時にUSB 2.0と同様の電力を提供するため、ドライブ用に別の電源ケーブルを使用せずにドライブを動作させることができます。このインターフェイスは、eSATAよりも珍しいものとなります。FreeAgent GoFlexアップグレード・ケーブルの1種であり、FreeAgent GoFlexおよびGoFlex Proと互換性があり、パワーeSATAインターフェイスを使用します。

アップグレード・ケーブルの画像はこちらをご覧ください。


Thunderbolt

ユーザ追加画像

 

Backup PlusおよびGoFlexドライブ向けのSeagateのThunderboltアダプタは、一部のBackup Plus、Mac用Backup Plus、GoFlex、GoFlex Pro、GoFlex Slim、GoFlex Turbo、Mac用GoFlex、Mac用GoFlex Slim、Mac用GoFlex Proドライブに対応し、AppleまたはWindowsコンピュータのThunderboltポートに接続することができます。
Windowsコンピュータの場合は、Seagate Thunderboltアダプタ用の他、マザーボード上のThunderboltポート用として、追加ドライバが必要となります(コンピュータまたはマザーボードのメーカーから入手可能です)。
Mac OSについては、以下のAppleサポート記事にあるThunderboltに関する情報を参照してください。
 
Thunderboltのご紹介
 

内蔵ドライブ

シリアルATA (SATA)

シリアルATAは、最新型のPCやMacの内蔵ドライブの最も一般的な接続方法です。マザーボードやコントローラ・カードにはSATAポートが複数存在する場合があります。1本のケーブルが、1つのハードディスク・ドライブをマザーボードの1つのポートに接続します(パラレルATAとは異なります)。

(クリックして拡大)
画像
赤色のSATAケーブル、黒色のSATAケーブル、SATAコネクタの正面図は、こちらの画像をご覧ください。 

(クリックして拡大)
画像
SATAハードディスク・ドライブの背面、そこに接続しているデータ・ケーブルと電源ケーブルについては、こちらの図をご覧ください。

SATAドライブには、旧型のPCまたはMac内部の通常の電源ケーブルに差し込める小型の電源アダプタがあり、SATAドライブに適合します。
(クリックして拡大)
画像
電源ケーブル・アダプタの画像はこちらをご覧ください。


画像
SATAドライブの電源コネクタに適合するアダプタの拡大図は、こちらをご覧ください。


(パラレル)ATA

ATAは、旧型のPCやデスクトップ型Mac(G5以前)の内蔵ドライブや、最新のPCやMacのCDやDVDドライブなどのデバイスの一般的な接続方法です。幅約5 cm(2インチ)のコネクタで、40個の小さい金色のピンがあり、対応するコネクタの40個の小さい穴に入ります。 
どのマザーボードにも、1枚につき2つまたは4つのATAポートがあります。1本のケーブルで同時に2つのデバイスを接続できます。 

(クリックして拡大)
画像
一般的なATAケーブルの画像はこちらをご覧ください。 

青色のコネクタ - 必ずマザーボードに接続します。

グレー(中央)のコネクタ - スレーブデバイスの接続に使用します。

黒色のコネクタ - マスターデバイスの接続に使用します。

ATAハードディスク・ドライブのジャンパ設定は、スレーブとして接続するか、マスターとして接続するかによって異なります。 

旧型のATAケーブルもありますが、以下のように、ハードディスク・ドライブには80コンダクタのケーブルが必要です。

(クリックして拡大)
画像

(クリックして拡大)
画像
最後に、ATAドライブの背面に接続しているATAケーブルと電源ケーブルの画像は、こちらでご覧ください。

CDまたはDVDドライブと同じケーブルに接続されているATAハードディスク・ドライブはマスター位置に、CDまたはDVDドライブはスレーブ位置に接続されている必要があります。

M.2

M.2コネクタはスモール・フォーム・ファクタ専用であるため、そのほとんどがタブレットやノートPCに内蔵されています。このコネクタは、ワイヤレス・カードとSSDのほか、NVMeコマンドをサポートしています。

           ユーザ追加画像

U.2 (SFF-8639)

SFF-8639コネクタは、ユーザが使いやすいU.2に名前が変わりました。このコネクタは、一部の新型NVMe SSDで使用されています。U.2は、4 PCIe 3.0レーンを使用して、SATAインターフェイス以上のスピードを実現します。ほとんどのマザーボードにU.2コネクタが搭載されていないため、M.2からU.2またはPCLeからU.2のアダプタを使用することができます。

ユーザ追加画像

ネットワーク・ドライブ

イーサネット

イーサネットは、お使いのコンピュータがインターネット・デバイス(ケーブルまたはDSLモデムなど)に接続するために使用するタイプと同じ接続タイプです。 

(クリックして拡大)
画像
イーサネット・ケーブルの画像はこちらをご覧ください。

(クリックして拡大)
画像
ケーブルの接続先となるポートの概要はこちらをご覧ください。

205479redo_JP.html Displaying 205479redo_IT.html.