Seagate Centralを設定後、ご自宅のどこからでも、映画、音楽、写真、ドキュメントにワイヤレスでアクセスできます。
Seagate Centralのファイル転送速度は、ご自宅のWi-Fiネットワークの性能に依存します。たとえば、一時的にSeagate Centralの設定を変更し、一部のサービスをオフにすると、コンテンツをSeagate Centralに読み込む場合などのファイル転送速度を上げることができます。
設定を変更してコンテンツを読み込む
コンピュータからSeagate Centralに大量のコンテンツを読み込みたい場合、以下の手順に従ってファイル転送速度を上げます。
ヒント:Seagate Centralのファームウェアが最新であることを確認してください。ファームウェアを確認するには、本記事の末尾をご覧ください。
- ギガビット・イーサネット・ケーブルを使用して、コンピュータとSeagate Centralをルータに直接接続します。転送速度の最適化を図るには、CAT-5EまたはCAT-6ケーブル接続の使用をお勧めします。
- Seagate Central Assistantウェブ・ページで、DLNA、Seagate Media Server、およびiTunesなどのSeagate Centralサービスをオフにします。サービスは、[Services(サービス)] タブでオン/オフを切り替えることができます。サービスのオン/オフを切り替えるには、管理者権限が必要です。
- ファイルをSeagate Centralにコピーします。
ファイル転送速度に影響する要因
ファイル転送速度が低下している場合、お使いのWi-Fiネットワークに影響を及ぼす可能性のある以下の項目を確認してください。
- チャネル:ルータがお使いの機器との通信に使用するチャネルが、同じチャネルを使用する他のユーザの干渉を受けている場合があります。どのチャネルの干渉が最も小さいかを判定するのに便利な無料のツールがインターネットにあります。
- デュアルバンド・ルータの使用もご検討ください。
- コンピュータの使用場所:ルータとの通信信号に大きな影響を及ぼす障害物がないか確認します。たとえば、ルータが2階にあってコンピュータを1階で使用すると、十分な強さの信号を受信できない場合があります。
- 古いWi-Fi機種:必ず最新のハードウェア機器をご使用ください。
- イーサネット・ケーブルが長くなりすぎないように注意してください。ネットワークの設定次第では、コンピュータとルータが別々の部屋に置かれている場合があります。その場合、コンピュータとルータとの間、あるいはSeagate Centralとルータとの間のケーブルが長くなりすぎないようご注意ください。ケーブルが長すぎると、転送速度が落ちる場合があります。
LAN接続速度を確認する
接続タイプの確認
-
FinderまたはWindows/File Explorerから接続。
- Seagate Centralフォルダをダブルクリックします。
- Public(パブリック)フォルダをダブルクリックします。
- [Manage the Seagate Central(Seagate Centralの管理)] をダブルクリックします。
-
IPアドレス・アイコンにマウスのカーソルを合わせます。
- IPアドレスの後に接続速度が表示されます。例:T1000
接続速度の確認
Windows 8/7/Vistaの場合:
- コントロール・パネルを開きます。
- [Network and Sharing Center(ネットワークと共有センター)] を選択します。
- [View your active networks(有効なネットワークを表示)] の下から [Local Area Connection(ローカル・エリア接続)] を選択します。
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Speed:(速度:)有線ネットワークの速度を表示する項目です。
Connection Type Network Connection Speed Gigabit Ethernet 1000000000 (1.0 Gbps) T100 100000000 (100 Mbps) Wi-Fi < 100000000
Mac OS – リンク速度の確認
- スポットライトアイコンを選択します。
-
選択エリアに以下の通り入力します:
network util
- [Network Utility(ネットワーク・ユーティリティ)] を選択します。
- [Info(情報)] タブを選択します。
- リンク速度を確認します。
Mac OS – Wi-Fi速度の確認
- オプション・キーを押してから、Airport/Wi-Fiアイコンを選択します。
- Transmit Rate(伝送速度)を見直します。100を超える数値を見つけます。この数値とRSSI数値を使用して、お使いのネットワークの転送速度を判定します。
-
RSSI値を見直します。範囲は0~100で、0が理想のRSSI値です。コンピュータをルータに近づけると、RSSI値を改善できる場合があります。
Seagate Centralのファームウェアを確認し適用する方法
Seagate Centralのファームウェアのバージョンを確認するには、パブリック・フォルダを開き、内部の [Manage the Seagate Central(Seagate Centralの管理)] リンクをクリックします。ログインできたら、[Settings(設定)] タブをクリックし、左側の [Advanced(詳細)]、[Firmware Update(ファームウェアのアップデート)] の順にクリックします。右側にある [Check for update(アップデートを確認する)] をクリックして、アップデートがあれば適用します。